フィリップ・ベルノルド/Philippe Bernold
- 1960年フランス北東部アルザス地方出身。生地コルマールの音楽院にてフルート、指揮法を学ぶ。アラン・マリオンに師事し1982年パリ音楽院卒業。1983年リヨン国立歌劇場の首席奏者となる。1987年にはランパル国際コンクール優勝し、その後各地のフェスティヴァルに参加するなど、世界的なソロ活動を行っている。
- ナント、ストラスブールの音楽院を経てリヨン国立音楽院で後進の指導にあたる。またパリ音楽院では以前から室内楽のクラスを、現在はフルート科のクラスも受け持っている。
- 1994年からは指揮活動もはじめ、ヨーロッパ各地のオーケストラに招かれている。
ゲイリー・ショッカー/Gary Schocker
- 1959年アメリカ生まれ。フルーティスト、ピアニスト、作曲家として活躍中。10代でフルーティストとしてニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管弦楽団と共演するなど早くから注目を浴びる。
- ジュリアード音楽院に学び、フルートをジュリアス・ベーカー、サミュエル・バロンに、ピアノをアール・ワイルドに師事。NFAヤングアーティスト部門優勝(1985)。アメリカにとどまらず国際的にも演奏活動し、マスタークラスも開催している。
- 多くのフルート作品をはじめ種々の楽器のための作品、またミュージカルも作曲し、数々の賞を受賞。その「グリーン・プレイシズ」はジェームズ・ゴールウェイにより初演されている。
ペーター=ルーカス・グラーフ/Peter-Lukas Graf
- 1929年スイス、チューリッヒに生まれる。生地にてアンドレ・ジョネに、その後パリにてマルセル・モイーズ、ロジェ・コルテにフルートを師事してパリ音楽院卒業(1949)、同時に指揮法も修める。
- ミュンヘン国際コンクール優勝(1953)、H.コーエン・アウォード受賞。ヴィンタートゥア市立管弦楽団、ルツェルン祝祭管弦楽団の首席奏者を、またルツェルン歌劇場の指揮者もつとめた。
- 国際的な演奏活動のほか、20年以上にわたりバーゼル音楽院教授をつとめ、F.レングリ、E.パユなど数多くのフルーティストを育てた。現在も世界各地でマスタークラスを開催し、ポーランドのクラクフ音楽アカデミー、アメリカのNFA、イタリアのFalautから表彰を受けている。