会長の挨拶
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会長挨拶

会長 酒 井 秀 明

酒井秀明

佐々木真前会長の任期満了に伴い、後任として会長に就任することとなりました。ここ暫くはコロナ禍の影響で、コンヴェンション、フェスティバルなどを中止せざるを得ない残念な状況が続きましたが、その中で如何にしてフルートを吹いて楽しむ機会を提供できるかを考え、「アンサンブルコンテスト」をオンラインで開催するなど、協会として知恵を絞ってまいりました。目まぐるしく変わって行く世の中に合った、フルート協会の在り方を探る試行錯誤をこれからも続けてまいります。
初代会長の吉田雅夫氏の言葉、「この会は、フルートを吹くという共通の喜びを持った人達の、心の交流の場でありたい。それ以外の何物でもありません。」という理念を胸に、その実現に向けてこれからも努力して行く所存です。

 

酒井秀明 さかい ひであき(No.749)
札幌西高校から国立音楽大学へ入学。石原利矩氏に師事。1977 年同大学を首席で卒業。同年デトモルト北西ドイツ音楽院に留学し、P. マイゼン教授に師事。1979 年ミュンヘン国際音楽コンクールで第3 位入賞(1 位なし)。1980 年から1981 年ハンブルク国立歌劇場管弦楽団のソロ・フルーティスト。 その後、ミュンヘン国立音楽大学マイスター・クラスに移籍、1983 年に卒業、同大学講師となる。同1983 年9 月、ジュネーヴ国際音楽コンクールで第2 位(1 位なし)に入賞。1984 年1 月「若い芽のコンサート」でN響と協演。同年からフィルハーモニア・フンガリカのソロ・フルーティストとなりヨーロッパはもとより世界各地で活躍。

1995 年帰国。現在洗足学園音楽大学客員教授。ムラマツ・フルート・レッスンセンター・マスタークラス講師。また、リサイタルの他、ソロ、室内楽、録音などで幅広く活躍中。CD「わが愛しのモーツァルト」(MUSE インターナショナル)、他をリリース。